コージェントラボ、インテル社のOpen VINO™対応のソリューションを発表
~技術協力としてイベント登壇、手書き文字のAI OCRなどでデモ実施~
株式会社Cogent Labs(本社:東京都渋谷区、代表取締役:飯沼 純、エリック・ホワイトウェイ、以下「コージェントラボ」)は、インテル社の「Open VINO™」上で動作する、手書き文字のAI OCRのソリューションを開発しました。コージェントラボの開発したソリューションは、Open VINO™を用いることにより、インテル製品に最適化されたディープラーニングソリューションとなります。現在すでに多くの国内有数のメーカーでの評価を得ており、IoT市場で着目されているディープラーニングによるエッジコンピューティングを実現すべく、様々な機器メーカーの要請に対応中です。
AIの活用が期待される市場のひとつであるプリンタの市場規模は、全世界で2017年度5兆7426億円です※1。また、MFP(Multi Function Printer:プリンタ複合機)、OCR、スキャナなどで世界的なシェアを獲得している機器の殆どは日本製です。コージェントラボは、MFP、OCR、スキャナなどで、ディープラーニングを用いての手書き文字のデジタル化、画像・画質補正、障害事前検知などの処理をエッジコンピューティングで実現することのニーズが高いと考え、インテルのOpen VINO™上で動作するディープラーニングソリューションを開発しました。コージェントラボのソリューションは、システム負荷の高いディープラーニング処理を、インテルのテクノロジーを利用してMFP、スキャナなどのデバイスで行うことで、ディープラーニング採用によるトラフィックおよびシステムの導入・運用コストの増大といった問題を解決できます。また、コージェントラボは、すでに持っているAI OCR Tegakiの技術、自然言語理解のKaidokuの技術、時系列予測のFTF(Financial Time Series Forecast)の技術の優位性を、インテルのCPU及びアクセラレータ上でそのまま生かすことができます。
コージェントラボはインテル主催で2018年7月6日(金)に開催された、「OFFICE AUTOMATION SUMMIT 2018」にて、ディープラーニングを用いた初のオフィス機器向けソリューションの紹介を行いました。講演および、文字認識ほか画像認識技術の説明や業務での利用イメージのデモンストレーションは好評を博し、さらなる開発・研究を進めています。業務の効率性を向上させる実用的なAIソリューションを多数の業種に提供し、引き続きグローバルテクノロジーリーダーであるインテルと共に、ディープラーニング技術による価値創造することを目指します。
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2018 ビジネスプリンタ市場の実態と展望
(2018年7月27日 株式会社矢野経済研究所)
https://www.yano.co.jp/market_reports/C60101000
本件に関する報道関係者からの問い合わせ先
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