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パートナーソリューション紹介

【Tegakiパートナーソリューション紹介:BizteX株式会社】 システムとシステムをつなげて業務を自動化するiPaaS「BizeX Connect」のご紹介

【BizteX株式会社 会社紹介】

BizteX株式会社は「オートメーションテクノロジーで新しいワークスタイルを実現する」をミッションとしたスタートアップ企業です。
2017年11月より国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」の提供を開始し、ミドルエンタープライズを中心に業界業種を問わず、多くの企業様の業務自動化を支援実績があります。また、2020年5月には、クラウドRPAとAPIコネクタを融合したiPaaS「BizteX Connect」をリリースし、両プロダクトを合わせた、PoCを含む累計利用社数は約1,000社、連携サービス数は約100件に上ります。

1. RPAに変わる自動化技術「iPaaS」の魅力

業務の自動化・システムの自動化といえば、「RPA」を思い浮かべる方が多いでしょう。RPAとは、「Robotic Process Automation」の略称で、直訳すると「ロボットによる業務の自動化」となります。通常は人の手で行う、PC上でのマウスやキーボードの操作を、ソフトウェアロボットに覚えさせることで、自動化することが可能です。RPAのメリットとしては、一度ソフトウェアに操作を覚えさせてしまえば、「土日や夜間など、人間が稼働することが難しい時間帯」でも「ミス無く」業務を行うことができる点が上げられます。そういったメリットが評価され、世界中のあらゆる企業において、定期的に発生するルーチン業務が、RPAによる自動化に置き換わってきました。

近年、そのような「RPA」と並ぶ、新しい業務自動化技術が脚光を浴びています。それが「iPaaS」と呼ばれる技術です。iPaaSとは「integration Platform as a Service」、直訳すると、「サービスとしての統合プラットフォーム」となります。これだけだと少し分かりにくいため、RPAとの違いの観点から見ていきましょう。

まず、RPAは主に「マウスやキーボードの操作を自動化する」のに対し、iPaaSは「サービスとサービスとを連携(integrate)させる」ことに焦点を当てています。そのため、単一のシステム内の操作を自動化するにはRPAが向いていますが、複数のサービスを連携する(例えば、サービス間でデータを同期したり、あるサービスでアクションAが発生したときに、別のサービスでアクションBを行うなど)の場合は、iPaaSが向いているケースが多いです。

もちろん、異なるシステム間の連携を、RPAを用いて実現することも可能です。しかし、RPAは、一般的に画面の変化に弱いと言われています。例えば、システムの画面上のボタンの位置が変わったり、本来そこにあるべきテキストが無かったりすると、RPAは教えられた操作しかできないため、場合によってはソフトウェアロボットの動作が停止してしまうケースがあります。RPAは、システムの画面の依存していることが多いです。一方でiPaaSは、画面よりも変化しにくい仕様(例えば外部公開されたAPI)などに依存しています。そのため、一般的に、iPaaSはRPAよりも変更に強い・停止することが少ないと言われています。

 

IPaaSが登場した背景として、企業が利用するシステムの数の増大があげられます。過去を振り返ると、旧来では、企業活動を行う上で、メインフレームと呼ばれるような集中型システムが主流でした。その後、オープン化の流れに伴い、1つの企業の中で、複数のシステムが同時に稼働するようになりました。また近年のクラウド化に伴い、企業はオンプレミス型のシステムと比べ、より迅速かつ簡単にシステムを導入することが可能となりました。その結果、企業内には大量のシステムが溢れ、それらの間のデータの同期や連携が必要となりました。そのような背景や課題があり、登場したのが「iPaaS」と呼ばれる技術なのです。

 

2. BizteXが提供するiPaaS「BizteX Connect」の特徴

国内初のクラウドRPAを提供しているBizteXでは、2020年5月に、新しいiPaaS製品である「BizteX Connect」の一般提供を開始しました。BizteXでは、従来からRPAを活用して多くの企業の業務自動化を支援してきました。そのノウハウを活かし、より多くの企業の自動化ニーズに適切に答えるために、今回のiPaaSのリリースに至っています。
BizteXが提供する「BizteX Connect」の特徴をご紹介します。

 

(1) 簡単な操作で自動化が可能

従来、システム間の連携は、それらのシステムの仕様を熟知したシステムエンジニアしか成せない技でした。しかし、BizteX Connectは、分かりやすいデザイン、直感的なUIにより、エンジニア以外の方にでも簡単にシステム連携ができるようになっています。システムエンジニアに依頼しなくても、普段から業務に携わっている従業者の方々の手で、業務自動化を行うことが可能です。

(2) クラウドRPA「BizteX cobit」と標準連携

BizteX Connectには、RPAである「BizteX cobit」が標準搭載されています。従来、iPaaSは、そのiPaaSが対応しているシステムの範疇でしか連携できないケースがほとんどでした。そのため、自社の独自システムをiPaaSで連携したり、まだ未対応のマイナーなサービスをiPaaSで連携することはできませんでした。しかし、BizteX Connectでは、標準対応していないサービスでも、別途、RPAのソフトウェアロボットを作成することで、システム連携を行うことが可能です。

 

3. 活用シーン

BizteX Connectの活用シーンをいくつかご紹介します。

 

(1) 請求書の自動保存と転送

【課題】
A社では、従業者が受け取った請求書は、会計担当者のメールアドレスに転送することになっています。会計担当者は、日々転送されてくるメールを開き、請求書の中身を確認し、会計システムに登録する必要がありました。請求書は、多いときで月に100件を超えるので、都度メールを開くのも、会計システムに登録するのも面倒だと感じていました。

【BizteX Connectを利用した解決策】
A社では、BizteX Connectを導入し、メールシステムと会計システム、社内でコミュニケーションのために利用しているチャットツールを連携することにしました。
請求書を受け取るためのメールアドレスを用意し、そのメールアドレスに添付ファイルが届いたときに、自動で会計システムにアップロードされるようにしました。しかし、これでは、不適切な請求書や、請求書ではないファイルが誤って送られてきた場合にも、会計システムに保管されてしまいます。それを防ぐために、会計システムにアップロードした後、チャットツールに添付ファイルを投稿することにしました。会計担当者は、チャットに流れてくる添付ファイルを確認し、不正なファイルであれば、会計システムから当該ファイルを削除する運用としました。その結果、請求書の処理業務の大部分を自動化することができました。この自動化のために、システムエンジニアに助けを借りる必要もありませんでした。

 

(2) KPIレポートの定点観測

【課題】
B社では、自社製品のマーケティングのために、インターネット広告を利用しています。広告の運用担当者は、日々の広告パフォーマンスを測定し、上長に報告するために、毎日、広告管理ツールにログインし、値を表計算ソフトにコピー・アンド・ペーストし、グラフ化し、その結果のスクリーンショットを作成し、チャットツールで上司に報告していました。面倒なことに、複数の媒体に広告を出稿しているため、広告管理ツールも複数種類に渡っており、毎日、複数のシステムにログインし、値をコピー・アンド・ペーストするという業務を行っていました。

【BizteX Connectを利用した解決策】
B社では、BizteX Connectを導入し、広告管理ツール、クラウド上で作成・管理できる表計算ソフト、チャットツールを連携することにしました。
広告ツールから必要な値を取得し、表計算ソフトに入力し、入力した結果と表示されたグラフのスクリーンショットを撮影し、その画像ファイルを、チャットツールを介して上司に送信する、という自動化シナリオを作成しました。
作成したシナリオは、毎日平日の18:00に実行するようにしました。これにより、いつも普段の業務の終了後に行っていたレポーティング業務を自動化することができ、残業時間の削減にもつながりました。また、広告の運用担当者は、空いた時間でマーケティング施策を検討するなど、よりクリエイティブな業務に時間を割くことができるようになりました。

 

このように、BizteX Connectは幅広い業務において、システム連携によりユーザー様の業務自動化をサポートすることができます。
もしご興味がある方、詳細な情報が必要な方は、以下よりお問い合わせください!

4. お問い合わせ先

会社名 BizteX株式会社
会社HP リンク https://www.biztex.co.jp/
電話番号 03-6452-5250
メールアドレス [email protected]
問い合わせページ リンク https://service.biztex.co.jp/connect/