理化学研究所 甘利俊一氏、 リサーチ・アドバイザーとして就任

株式会社Cogent Labs(東京都渋谷区、以下コージェントラボ)は、理化学研究所脳数理研究チームでシニア・チームリーダーの甘利俊一氏をリサーチ・アドバイザーに迎えました。

甘利氏は、東京大学工学部応用物理学科卒業後(1958年)、工学博士を取得し、九州大学助教授、マサチューセッツ大学客員研究員、東京大学工学部計数工学科教授、独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センターセンター長などを歴任。連続体力学、情報理論、ニューラルネットワークなどを研究し、昨今の人工知能の進展には、長年にわたる甘利氏の業績の再発見があったと認められています。2012年には文化功労者に選出され、現在も精力的に同分野における論文を執筆しています。

甘利氏からのコメント

研究と発見への挑戦は、常にいろんな分野の人間が物理的に集まった場所から発生します。人工知能の分野で、世界各国から人材が集まり、アカデミックとビジネスを融合させるコージェントラボの挑戦に、新たな期待とともに、アカデミックの分野で彼らの力になれればと思います。

甘利氏の就任によって、同氏の長年にわたる実績やご経験が、研究・検証・発表というリサーチ分野において弊社メンバーの成長とキャリア形成のための、素晴らしい機会を提供してくれると信じています。今後の技術開発へのご助言とともに、まずは、リサーチ・チームによる研究内容の論文化に甘利氏と取り掛かります。

今後とも、弊社では、リサーチャーの採用を促進していくだけでなく、人材の育成にもつながる取り組みを進めてまいります。