ソフトバンクとコージェントラボがRPA×AI分野で業務提携
~RPAと、AIを活用したOCRの連携ソリューションを開発~
ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)と株式会社Cogent Labs(本社:東京都渋谷区、代表取締役:飯沼 純、エリック・ホワイトウェイ、以下「コージェントラボ」)は、2018年1月29日に、RPA (Robotic Process Automation)分野における業務提携契約を締結しましたので、お知らせします。今後両社は、RPAと、AI(人工知能)を活用した手書き文字認識(OCR)技術「Tegaki」を組み合わせたソリューションを共同開発し、提供することを目指していきます。
ソフトバンクは、国内RPA分野のリーディングカンパニーであるRPAホールディングス株式会社と協業し、RPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」を提供しています。RPAは、企業における定型の事務作業を自動的に処理できる強みがあるため、膨大な書類処理業務の効率化に高いニーズがあります。しかし書類の中には、顧客の契約申込書やアンケート回答、問診票、診断書、テスト答案などのように、手書きの文書も多いため、RPAによる業務自動化に当たっては、まず手書きの文字をデジタルデータ化する必要があります。コージェントラボは、AI技術でデータを処理、学習することにより、これらの手書き文字を高精度で自動認識し、スピーディーにデータ化する技術を持っています。同社の技術を活用した手書き文字の認識率は研究では99.22%※に達しており、既存技術では認識することが難しい手書き文字も自動的にデータ化できます。
今後両社は、ソフトバンクの「SynchRoid」に、コージェントラボの高精度なOCR技術「Tegaki」を組み合わせたソリューションを共同開発します。これにより膨大な書類のデータ入力や集計、加工などの作業を、よりスピーディーに自動化することが可能になります。
両社は、製造や販売、金融、医療、サービス、教育など、さまざまな業界において業務を効率化し、お客さまの働き方改革に貢献することを目指していきます。
<ご参考>
ビジネスの未来を発信するWEBマガジン「Future Stride」(Powered by SoftBank) 「RPAとAIの融合が描く「働き方」の未来像」(https://tm.softbank.jp/future_stride/topics/20180117)
(2/6 注釈追記)
認識率99.22%について
コージェントラボの開発したエンジンを使用して下記の特定の文章を認識した場合の認識率は99.22%となります。
ソフトバンクについて
ソフトバンクは、インターネット企業グループであるソフトバンクグループで、移動通信サービス、固定通信サービス、インターネット接続サービスを提供しています。グループ企業とのシナジーを発揮し、ITを通じて人々のライフスタイルを革新することを目指して事業を展開するとともに、IoTやロボット、エネルギーなどの分野でも事業を拡大しています。詳細はウェブサイトをご参照ください。https://www.softbank.jp/corp/group/sbm
本件に関する報道関係者からの問い合わせ先
株式会社 Cogent Labs
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