NEWS

Cogent Labs、シリーズA 総額13億円の第三者割当増資を実施

株式会社Cogent Labs(本社:東京都渋谷区、代表取締役:飯沼 純、エリック ホワイトウェイ、以下コージェントラボ)は、SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下SBIインベストメント)およびトッパン・フォームズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂田 甲一、以下トッパンフォームズ)を引受先とする総額13億円の第三者割当増資を実施します。

コージェントラボは、独自のアプローチにより、「様々な情報を知覚する」最先端の人工知能の研究・開発を進めてきました。今回の資金調達を受け、同技術を応用した各種アプリケーションの提供を開始するとともに、次なる最先端の人工知能の研究・開発を行います。今回調達する資金は主に、次の3つの領域に活用されます。

1.リサーチとエンジニアリング体制の更なる強化
2.印字・手書き情報を知覚しデータ化する「Tegaki」の事業化と複数の新規アプリケーションの開発
3.次世代人工知能の研究・開発

特に「Tegaki」は、SBIインベストメント社、トッパンフォームズ社のネットワークや顧客基盤を活かし、国内市場に加え、主にアジアなどの海外市場にもサービス提供することも視野に入れています。

資金調達の主目的

リサーチとエンジニアリング体制の更なる強化

世界各国から、博士号や修士号を保有するリサーチャーとエンジニアの採用を更に加速させます。多国籍で、多分野にまたがる専門性(天文物理学・統計学・量子物理学・脳科学・機械学習)を持つメンバーから生まれる多様性と、その融合により、革新的な人工知能の研究・開発を進めています。コージェントラボのこの強みを更に活かすべく、多岐にわたる人財の採用に注力します。加えて、人工知能をより人々の身近な存在として位置付けられるよう、UXデザインに優れたエンジニアの採用も行うことで、リサーチとエンジニアリングチームの体制強化に注力します。

「Tegaki」の事業化と新規アプリケーションの開発

「Tegaki(https://tegaki.ai)」は、既存技術では読取ることが難しく、手入力されていた日本語を、スピーディーにデータ化します。業界や事業規模を問わず、手入力作業にかかる業務の効率化とコスト削減、労働生産性の向上を目指します。APIを通じたサービスも提供することで、パートナー企業様とお客様にも、当人工知能を活用した独自のソリューションを開発していただけます。

「Tegaki」の識字率は99.3%
※2017年2月現在

「Tegaki」はさまざまな資料を対象とします
※画面は開発中のものです。一部製品と仕様が異なる場合があります。

中期的には、「Tegaki」の基礎となる技術を応用し、製造・金融・医療・サービス業界を主な対象に、音声・画像等様々なビックデータを活用した、アプリケーションの開発やサービスの導入を進めていきます。

次世代人工知能の研究・開発

知覚した情報を効果的、効率的に活用するため、様々な情報を理解する技術の研究・開発を進めていきます。次世代人工知能の研究・開発に取り掛かることで、次々と独自で画期的なサービスを世の中に提供し、人々の生活を高めていくことに寄与していきます。

本件に関する報道関係者からの問い合わせ先
株式会社 Cogent Labs
Tel:03-6773-1836
メール:[email protected]