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食品卸大手いずみホールディングスが 棚卸・在庫管理システムにAI OCR「Tegaki」を業界初導入

AI OCRと連動した食品流通ソリューションをコージェントラボと共同で構築へ

株式会社Cogent Labs(本社:東京都港区、代表取締役:飯沼 純、エリック・秀幸・ホワイトウェイ、以下コージェントラボ)は、全国で食品卸売業を展開する株式会社いずみホールディングス(代表取締役社長:泉 卓真、以下いずみホールディングス)と、AI OCRを連動した食品流通ソリューションを共同で構築し、一次産業のIT化を推進するとともに、オペレーションの効率化を通じた、食品流通業の活性化に寄与することを目指します。
FAXによる注文の「自動受注システム」の開発、全国の卸売市場の「販売管理システム」への適用などを目指し、本年は、いずみホールディングスが開発した棚卸・在庫管理システムに、手書き文書データ化サービスAI OCRTegaki」を導入。
業界初の取り組みとなる棚卸・在庫管理システムと連動するOCRソリューションを2019111日より本格運用を開始したことをお知らせします。

Tegaki導入前後の工程フロー

日本の食品流通業は、労働者の高齢化や後継者不足などにより、深刻な人手不足の問題に直面しています。近年、そのような問題への対策として、IT化を通じた現場のオペレーション改革が注目されています。棚卸し業務は食品の鮮度管理のために頻繁に行われる現場業務の一つでありながら、棚卸票となる紙が介在するため、IT化が困難な領域でした。

いずみホールディングスは棚卸・在庫管理システムに、コージェントラボが提供する手書き文書データ化サービスAI OCRTegaki」を導入することで、棚卸し帳票処理の自動化を推進し、大幅な業務削減を目指します。

■「Tegaki」製品概要

「Tegaki」とは、手書き書類をスキャンして取り込むだけで簡単にデータ化して保存ができる手書きOCRサービスです。製造、流通、金融、医療、サービス、教育など、あらゆる業界で使われている手書き帳票に書かれた文字を高精度かつ素早く認識することで、業務効率化とコスト削減を実現します。Tegakiは、WEBブラウザ上、もしくはAPIにてご利用いただけます。APIにてご利用いただく場合は、現在ご利用中のシステムと接続して手軽に導入することが可能です。

■棚卸・在庫管理システムへの導入について

いずみホールディングスは棚卸・在庫管理システムにTegakiを導入することにより、従来は手作業で行われていた棚卸のデータ入力業務を効率化します。
まず、品名や数量が手書きで記入された帳票を、スキャナーを使って画像データに変換します。その画像データをTegakiで読み取ることにより、帳票上の情報を素早くデータ化。データ化された帳票は、そのまま在庫管理システムに登録され、商品在庫の過不足を瞬時に確認できるようになります。

◇作業工程はほぼそのままに、処理時間を約7割削減
今回の導入は、これまでの業務工程を大幅に変更することなく、現場の方々への使いやすさを追求しました。従来、棚卸し帳票のデータ化には、帳票一枚あたり30分程度の処理時間を要していましたが、Tegakiの導入により、10分程度まで短縮できる見込みです。これにより、約7割の業務効率化の実現を目指します。

◇いずみホールディングス 代表取締役社長 泉卓真様からのコメント
「いずみホールディングスは、食品流通業における業務の合理化に向け、テクノロジーを活用したサービスの開発・展開に積極的に取り組んでおります。この度は、コージェントラボ様に御協力を頂き、優れたAI OCRである「Tegaki」を導入する事で、食品流通業において、高いレベルで運用できるリューションの開発と展開ができると思っております。」

今後の展望

今後、コージェントラボといずみホールディングスは、一次産業のIT化の推進、及びオペレーションの効率化を通じた食品流通業の活性化に寄与することを目指します。
いずみホールディングスにおける棚卸・在庫管理システムと連動するOCRソリューションの運用ノウハウをもとに、FAXによる「自動受注システム」の開発、全国の卸売市場の「販売管理システム」への適用などを目指し、取り組みを進めてまいります。

今後もコージェントラボは常に最新の研究をもとに「Tegaki」をアップデートし、提供することで、業務の効率化と労働生産性を向上させ、AIで人々の生活の質を上げる未来を創ってまいります。

■株式会社いずみホールディングスについて

プラットフォームの構築とテクノロジーを活用したサービスで食品流通を最適化し、新しいインフラを構築することで世界中により良い仕組みとより大きな価値を提供。生鮮食材を全国70カ所以上の卸売市場や、全国1万店舗以上の飲食店や量販店へ販売、また、東南アジアを中心に海外への輸出をおこなっている。予測漁業や、法人決済サービスなどの分野で、テクノロジーを活用した新しいサービスの提供を行う。

本社:〒063-0801 北海道札幌市西区二十四軒11丁目35
設立:20121
代表者:代表取締役 泉 卓真
資本金:51千万円(準備金含む)
事業内容:食品流通プラットフォームの構築とテクノロジーを活用したサービスの提供
URLhttps://www.izumi-hd-izm.co.jp

■株式会社Cogent Labsについて

クラウドからエッジまで、最先端でありながら実用的なAIのサービス開発を行い、生産性の向上が課題である企業や、熟練労働力の不足に直面している企業に、製品とサービスを提供。手書き文字の読取りに高い識字率を誇るAI-OCRTegaki』、自然言語を理解して解析できる『Kaidoku』、時系列データをもとに将来を予測する『TSF』の提供に加えて、カスタムAIコンサルティングおよび開発を行う。

本社:〒106-0032 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー36F
設立:20144
代表者:代表取締役 飯沼 純、エリック・秀幸・ホワイトウェイ
資本金:28262万円(準備金含む)
事業内容:最先端の人工知能の研究・開発と関連ソリューションサービスの提供
URLhttp://www.cogent.co.jp

本件に関する報道関係者からの問い合わせ先
株式会社 Cogent Labs
Tel:03-6773-1836
メール:[email protected]